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交通事故についての一考察

 こんにちは。税理士のきよです。

 今日は、交通事故についてつぶやきたいなと思います。

 先日も大津市でかわいそうな事故が起きてしまいました。2歳なんてかわいい盛りなのに…。亡くなられたお子さんはもとより、親御さんや親戚、友達、保育園の先生方、近所の人…いろいろな人が悲しい思いをしています。特に親御さんの心中を思うといたたまれなくなります。

 自転車に乗って道路を横断しているお母さんとお子様が死亡する事件があったばかりです。ご主人の会見観てすごい精神力ある人だなぁと感心しました。自分が一瞬に家族を失ったとしたら、あのように気丈にふるまうことできるのかなぁ。

 交通事故による死者は年々減少しています。かつては第一次交通戦争、第二次交通戦争として年間1万人以上の人が亡くなって頃よりは確実に減ってきているのは確かです。歩いていても肩がぶつかったり、かかとを蹴ってしまったりするのだから、自動車みたいに動く機械ではなおさら事故は起きてしまいます。死者をゼロにするのは不可能だけど、限りなくゼロに近づけるにはどうすればいいのでしょう?

 死亡者が減少した理由として、シートベルトの着用が定着したこと、飲酒運転などの悪質な運転に対し罰則が強化されたこと、速度もかつてよりは低下していることなどが考えられます。しかし、死亡者が減少しているのは割合的に自動車に乗車時におけるもので、歩行者は割合的に乗車時に比べ減少率が低いんですよね。諸外国は自動車に乗車時に死亡するケースが大方だそうです。日本の場合は、圧倒的に歩行者が弱者になっています。

 日本の場合、まず道路が狭い。街が出来てから道ができるみたいな感じだからどうしても狭くなりがちです。横浜市の港北ニュータウンなんかは、道が整備されてから街が出来たみたいな流れだから、道路がゆったりしてます。今から日本中の道をすべて拡張するなんて無理です。道が狭いことを前提としたドライバーの認識しかないと思います。

 日本人って真面目で、規律正しく、他者に対する思いやりのある民族であるのに、運転すると俄然自分勝手になるのはなぜでしょう。車道と歩道がある場合、車道は車優先、歩道は歩行者優先、ただし車道でも横断歩道に関しては歩行者が優先することは運転免許証持っている人なら常識だと思うのですが…。幼稚園・保育園・小学校の時代に「横断歩道わたる時は手を挙げて、右見て、左見て、また右見てから横断しましょう」と習いました。でも実際に横断歩道で手を挙げても止まってくれる車は日本では10%に満たないそうです。なんか情けなくないですか。

 信号機にしてもそうです。赤は「止まれ(強制)」、黄色は「止まれ(強制)ただし急ブレーキかけることにより追突される危険性がある場合はそのまま通過してもやむを得ない」、青は「進行してもいいよ(容認)」、これは教習所で習っていると思うんだけど。青は強制じゃないんだよね、車で信号を通過する先に十分なスペースがある場合のみ進んでいいよです。交差点などの真ん中や横断歩道上で停車せざるを得ない状況では進んでいけないんです。そういうことをするから事故や渋滞が発生するのです。

 もっとドライバーを教育しなければと思います。まず第一に免許を取るのが簡単すぎ! 小学生でもわかるような〇×式の試験で免許与えてもいいの?「道路交通法第16条第2項の規定について、その内容と立法趣旨を100文字以内に説明しなさい。」位のレベルの問題出したらいいんじゃない?そんな問題が出されたら免許を取ろうとする人が激減するから無理でしょうね。事故の発生しやすいパターンなどは教わるんだけど。受講する学科に実際に交通事故に遭われたの加害者・被害者のメッセージのビデオ視聴させ、ただ見ただけでは右から左になるので、感想文を書かせるのはいかがでしょう。文章書くとなると書くために真剣にビデオ見なければいけないし、文章にするのに頭使うから記憶に定着すると思います。

 「事故を起こしたら加害者になっても、被害者になっても悲惨な人生になるよ。あなたが自動車を運転するということは、そのくらいの責任を伴うことですよ。」このことをしっかりと認識してもらうことは可能ですよね。取得時だけではなく、更新時においてもただ単にビデオ30位見て終わりじゃなく、感想文を書かせて認識の再確認していただく。これは明日からでもできると思うのですが。

 自動車を運転する際は心に余裕を持ちましょう。みんなが譲りあいの精神を心がけるだけでもっと事故は回避されると思う今日この頃です。

 もっと書きたいことあるけど、また別の機会にということで。           

 では、また。

きよ

 横浜市を中心とした地域密着型の税理士事務所です。  法人設立、資金繰り、節税対策をど、主に法人の税務会計や経営のサポートを応援させていただいてます。  相互信頼のもと、クライアントが気軽に相談することができ、事務所は率直に意見を言うことができる、お互いが共存共栄できることを望んでいらっしゃる方を大歓迎します。    

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きよ

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